盛岡市南仙北の町内会で9日に小正月の伝統行事として地域に伝わる「ぜにもち」作りと「あられ」作りが行われました。
いったいどのような風習なのでしょうか?


藁のひもに、次々と餅をくっつけて作る「ぜにもち」。
不思議な形ですが、これは江戸時代に使われていた銭をひもに通した「一貫文」を模したものです。

盛岡市南仙北の小鷹町内会の家庭には、「一年間お金に困らないように」という願いを込めた江戸時代から続く「ぜにもち」作りの風習が残る家が多くあり、38年前からこの風習を町内会の行事として続けています。

(記者リポート)
「教えてもらいながら1列完成しました。かなりいい出来だと褒めてもらいました」

(参加者は)
「お餅を細かくつけていくんですけど、それがちょっと難しかったりして何年やっても慣れないというか。こつみたいのがあるんですけど、そのへんはまだ覚えられない」

(吉田幸博 町内会長)
「暮らし向きがよくなるように、ぜにがたまるようなことがいっぱいあるといいねっていう願いを込めてぜにもちをみずき団子の頃に飾るというのがまず一つの目的です」

地域に伝わる風習を大切に残している小鷹町内会では10日、子どもたちがみずき団子作りを行い15日の小正月に備えます。