膳場キャスター「現地では何をしていたのですか。現地でしなければいけないプログラムや研修とかなかったんですか?」

元教会長「そういうのはないです。グランド・キャニオン国立公園などをまわりながら観光した。全国から集まった信者たちとともに、観光地をまわった」

ラスベガスには数日いたが、文鮮明夫妻が信者たちの前に姿を見せたのは1度だけだったという。

膳場キャスター「ツアーに参加されている信者の皆さんは、韓鶴子氏たちが賭け事をしているのはご存知だったんですか?」


元教会長「知らなかったですね、ギャンブルしたことは。力が抜ける。自分としては衝撃。食口(信者)たちのことを考えると涙が出る。献金をするために大変な労働をしている。それでも足りない場合はカード…借金で。なのにギャンブルで簡単に、膨大なお金を無くしてしまうのは、到底理解ができない」

これらラスベガスのカジノでの遊興について日韓の教団本部に取材を申し込んだところ、日本の本部からこのような回答があった。

旧統一教会 日本本部「確認したところ、貴番組が入手した情報は当法人にとって事実無根であるようですので、この度のご回答の方は控えさせていただきます」

■「やるせない」ラスベガス摂理に元2世信者は…

ラスベガスツアーには、Vtuber「デビル」という名で被害を訴える元2世信者・Aさんの母親も参加していたという。

元2世信者 Aさん「自分たちが捧げてきたお金が、娯楽に消えていってるっていう…総裁である韓鶴子さんが自らカジノにつぎ込むなんて、そのお金は自分たちが借金してでも、大学進学を諦めても捧げてきたお金なのに、それを一瞬で溶かされて…腹が立ちますし、やるせないです」