「頑張れ」は、NG。~すでに精一杯頑張っている子どもの心~
森さんが特に注意を促すのは、親が発する言葉です。
「“頑張れ”はダメですね」と断言します。本人はすでに一生懸命頑張っているので、それ以上の「頑張れ」はプレッシャーになるからです。
精神的に参っている人に「頑張れ」と言ってはいけないのと同じ理屈だと説明します。
「伝えるなら『頑張ってるね』と、今の努力を認めてあげる言葉がいいでしょう」と森さん。
また、不安がっている子どもに対して「気にしすぎだよ」「大丈夫、大丈夫」と安易に言うのも避けるべきだといいます。本人が不安を感じているのに「何が大丈夫なの?」と反発したくなるためです。ただし、子ども側から「試験、大丈夫かな?」と聞いてきた時に「大丈夫だよ」と返すのは、また意味合いが違ってくるとのこと。
さらに、「そんなことでどうするの」というような叱咤激励も良い影響はないと森さんは指摘します。
公認心理師・森辰美さん「この時期、子どもは自分自身をすでに追い込んでいます。そこに他人からさらに追い打ちをかけられるのは、あまりに酷です」














