「悩む人を孤立させない」兄を失った事件で得た教訓

今年8月、伸子さんはカウンセリングの知識を活かし、地元のカフェで悩みを気軽に話せる相談会をはじめました。
(伸子さん)「変わりたいとすごく思っているというのは感じる」
(相談者)「できたらいいなって思ってるけどできないから・・・」
(伸子さん)「自分の心に嘘をつかないでほしい、十分それでも一歩踏み出している」
この日、相談に訪れたのは3人。家庭や職場での悩みなど伸子さんはひとり一人の声にじっと耳を傾けました。「悩んでいる人を孤立させない」兄を失った事件で得た大切な教訓です。
(伸子さん)「犯罪を犯すっていうのは社会から孤立している人って多いと思うんですよね。(北新地の放火殺人事件の)容疑者の人が存在はなかった。悲しいとかすごく大きな事件だったということはわかっているんですけども、どんな意味があってこんなことが起きたのかっていうことを考えないと、だめだなと思うんです絶対的に。解決するために小さな力かもしれないですけれども、動いていこうと常に思っている」














