日本一の金の産出量を誇る伊佐市の菱刈鉱山で、きょう5日、新年最初となる金鉱石の運び出し作業が行われました。

鹿児島県伊佐市の住友金属鉱山・菱刈鉱山は、1985年から採掘がはじまり、年間およそ3.5トンの金を産出しています。金鉱石1トンあたりの金の含有量は、世界平均が3から5グラムに対し、菱刈鉱山は平均20グラムと世界トップクラスとされています。

仕事始めの5日、地中から掘り出された金鉱石が坑道から運び出され、金鉱石を積んだトラックが愛媛県の精錬所に向けて出発すると、従業員が拍手で見送りました。

(住友金属鉱山菱刈鉱山 前田敏明鉱山長)「金は天の恵みだから大切にとり残しのないように。さらに金を見つけて60年以上掘ってトータル100年以上操業していきたい。地元への貢献や県の活性化にも繋がるのでは」

菱刈鉱山の埋蔵量はおよそ154トンにのぼり、2026年度の産出量はおよそ3.5トンを見込んでいます。