初めて?のサインは驚きのものだった
2024年1月。初めての箱根を終えた黒田選手(当時2年生)が地元・岡山市に帰郷したとき、初めて取材させてもらうことになった。
母校である玉野光南高校の陸上部の恩師に挨拶をするということで、練習場所の岡山県総合グラウンドで待ち合わせをしていると…人だかりができているのが見えた【画像④】。
なんと地元の中学校の陸上部員らが列を作り黒田選手にサインを求めていたのだ。求められるがまま、シューズ袋などに笑顔でサインを書く黒田選手。しかし手元を見てみると書かれていたのは楷書で「黒田朝日」。さながら持ち物への“名前書き”のようだった【画像⑤】。
(黒田選手)
「こんな行列になるとは思っていなかったです。」
(記者)
「サインが楷書ですが…」
(黒田選手)
「作ってないんですよ。サインなんて書くことないから笑」箱根駅伝・花の2区で区間賞、さらには強豪・青学エースへの取材ということで数日前からものすごく緊張していたが、ほんわかとしたムードにとても安心したのを覚えている。
【画像⑥】今ではレア!?初期のサイン














