松江市の上定昭仁市長、そして、島根県の丸山達也知事が、2025年、最後の定例記者会見に臨み、ともに、今年の漢字を発表しました。「示し合わせてはいない」ということでしたが、くしくも、同じ漢字で今年を表現しました。

松江市 上定昭仁市長「書きますね」「化ける、です」「未来に向かってこれから松江がステップアップ・バージョンアップしていく1年になったと振り返っている」

松江市の上定市長が選んだ今年の漢字は「化」。

市の合併20周年、松江城国宝指定10周年など節目の年となった一方、NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の放送開始や宿泊税の導入、2026年4月からの都市ガス事業の民営化が決まるなど、市長は"変化"に富んだ1年だったと振り返り、来年も"進化"をしていきたいと述べました。

そして、25日午後の知事定例会見。上定市長と同じ「化」の文字を選んだ丸山知事。そのことを記者から指摘されると。

島根県 丸山達也知事「もしかすると、前頭葉の思考パターンが似ているのかも知れませんね」「相思相愛だったりしてね」

丸山知事は、「ばけばけ」の放送で、2025年はメモリアルな年になったとし、来年以降も、松江市などと協力し、観光客誘致に取り組んでいきたいとしました。

そして…

島根県 丸山達也知事「大変、口が悪うございまして…、ご面倒をお掛けしましたけども、本年1年も無事、終えることができました」と話し、定例記者会見は、県民との間接的な対話の場で、この場での話題を伝える報道陣に感謝の言葉を述べ、年内最後の会見を締めくくりました。