西日本を中心に被害拡大中

この害虫は、成虫や幼虫が葉に寄生して汁を吸うことで被害を与えます。

被害を受けた葉は、色が徐々に薄くなり、全体が吸われると白くカスリ状になって、ひどい場合は早期に落葉してしまいます。

被害を受けた葉 提供:高知県病害虫防除所

葉の裏側には、幼虫の脱皮した殻が付着していることが多いということです。

成虫と脱皮殻 提供:高知県病害虫防除所

もともと国内では沖縄県だけで確認されていましたが、近年、西日本を中心に生息域が拡大しており、これまでに29の都府県で特殊報などが出されています。

どのような対策をすればよいのか県に聞きました。