今年11月、22年ぶりに邦画実写の興行収入歴代1位を塗り替えた映画『国宝』に出演した吉沢亮、横浜流星が語った撮影秘話が12月21日の「日曜日の初耳学」で放送され、注目を集めている。

 この日の放送ではさらに、今年話題になったカリスマたちが番組内企画<インタビュアー林修>で語った未公開トークを一挙公開。カリスマたちのトークを通して2025年を振り返る内容に、視聴者から感慨の声も上がった。

『国宝』が記録塗り替える大ヒット!その過酷な撮影舞台裏は…

 2025年下半期の話題を独占し、新語・流行語大賞トップ10にも選ばれた『国宝』。長く実写邦画の興行収入歴代1位だった2003年の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の173億円を抑え、179億円で単独トップに立った。

 歌舞伎役者を演じた吉沢と横浜は撮影に先立ち、1年半にわたって稽古を重ねた。吉沢の未公開トークはその回想。

 「稽古をやればやるほど、とんでもないモノに手を出していることに気づくというか。練習すればするほど、間に合わないことに気づいていくっていうのがすごくあって、精神的にもものすごく過酷な1年半でした」と、追い詰められていた当時を振り返った。

 一方、吉沢演じる主人公のライバルで、生まれながらの梨園の御曹司を演じた横浜流星の未公開トークも。『国宝』の撮影について「極端に言ってしまえば“1日1シーン”みたいな感じなので、もう贅沢に撮っていただけるので…『嘘だろ?』っていう気持ちで」と、李相日監督ならではの撮影ペースに衝撃を受けたことを率直に告白した。

 メインキャストとして参加した俳優陣も衝撃を受けるほどの熱量とこだわりで作られたからこそ実現した『国宝』の大ヒット。主演級2人のトークに加え、メガホンをとった李監督、観客として作品を2度鑑賞したという市川團十郎の未公開トークもまじえて見えてきた過酷な舞台裏に、視聴者からも「話聞いてるだけでキツそう…」「その気迫が存分に感じられる作品だった!」「『国宝』もう一回見に行きたくなった!」の声が上がっていた。