松田さんに与えられた大量の宿題は、狩俣さん自身が「よくこんなにプリントがありますね」と驚くほどだったが、前向きに取り組んだ。
「どんなに小さい課題でもすごく真剣に取り組み、克服しようとする強い姿勢がすごく感じられた。与えられた宿題を提出しなかったことはない、必ず持ってきました。訓練をお休みしたこともありません」
「2、3時間の自主訓練を、言語訓練とは別で、自宅でされるんです」
発症後には書くことができなかった自分の名前を何度も何度も手帳に書き、手帳2冊を使い切った。五十音や、掛け算九九。学習ドリルを何十冊もこなして、一度失われたすべてを、一つずつ取り戻していった。(第3話に続く)
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【第1話】 左脳“真っ白” 全失語を乗り越えたアナ
【第3話】「僕の人生は、まだ終わっていない」

















