「ついていきます」 覚悟を伝えた言葉
初めての外来リハビリを終えた日、帰り際に狩俣さんにかけられた声を、松田さんは鮮明に覚えている。
「ついていきます、と声をかけてくださった。その頃は、言葉の回復が当初想像してたよりも簡単にはいかないとか、大変な時間と労力がかかることを身をもって実感されていた時期だと思うんですね。その制限された語彙の中から選び出された言葉で、長く険しい道を進んでいく覚悟が感じられた」
「治療者側の専門性や、治療技法だとか、そういったこともさらに研鑽させなければいけないと、強く思いました」
言語聴覚士とアナウンサー、二人三脚の闘いの第二幕が始まった。
















