バブルが生んだクリスマスの“三種の神器”

出水キャスター:
続いて、1932年(昭和7年)12月23日の朝日新聞では、「天が下は総動員 クリスマスの歓喜 我国でも今や全く年中行事に 華やかな催しに祝ふ」とクリスマスが表現されています。
さらに、銀座の様子について…
「クリスマスケーキの注文も殺到して、お菓子屋さんもテンテコ舞い」
「もう一つ忙しいのが、クリスマスになくてはならない『七面鳥を扱う店』だ」
「1日に2000~3000羽が問屋さんに送られてくる。それがその日のうちに料理店の冷蔵庫に入ってしまう」
このように書かれており、ケーキだけではなく、七面鳥も人気だったようです。
そして、バブルのクリスマスについても見ていきます。

1988年、JR東海が東海道新幹線をテーマにクリスマスにCMを制作し、「ジングルベルを鳴らすのは帰ってくるあなたです」といったキャッチコピーが世の若者たちをひきつけて、「恋人同士でクリスマスを過ごす」という新たな文化を生みました。
当時の“三種の神器”といえば…
▼高級レストランでディナー
▼高級ブランドのプレゼント
▼ホテルに宿泊
中には、「ナイトクルージング」や「ヘリで夜景を満喫する」など、お金のかかるイベントになっていきました。














