「海外行ったら絶対に物は預からない。物を運ばない」日本の大学生97人が死刑判決

水谷さんは薬物を取り締まる法律について説明した。
薬物4法プラス1法、5つの法律がある。あへん法、麻薬及び向精神薬取締法、大麻取締法、覚醒剤取締法、そして毒物及び劇物取締法である。

日本は世界で薬物乱用に対して最も厳しい国のひとつある。
ただし東南アジア各国、中東各国では、5g以上を持っている場合、ほとんどの国が死刑だ。
昨年度3月の統計で、日本の大学生97名が死刑の判決を受けている。

水谷修さん(夜回り先生)
「海外行ったら絶対に物は預からない。物を運ばない。覚えておいてください」

水谷さんは中国で3名の日本人の覚醒剤密売者の銃殺刑に立ち会った経験を語った。
公開処刑で6万人ほどが見守る中、11人が柱に縛られ、黒い袋を被せられ、警察官がライフルで撃った。
その後、指揮官が一人ずつコメカミから頭を撃って確実に死亡させた。

法律が使用を制限している薬物は3つある。
アルコールとタバコと処方薬である。アルコールとタバコは年齢による制限を受ける。10代の者にお酒を飲ませれば、立派な犯罪である。