「心の病だって人の生死に関わる重大な問題」マサヒロの死で学ぶ

水谷修さん(夜回り先生)

金子先生はこうも言った。

水谷修さん(夜回り先生)
「『水谷先生、いいよな、体の病は。痛い痛いって言えば病院連れてってもらえる。血が流れれば救急車。でも心の病は死にたい、死にたいつっても、何弱いこと言ってるの。しっかりしなさい。頑張りなさい。一生懸命訴えたって追い込まれる心の病だって人の生死に関わる重大な問題なの』目が覚める思いだったんです。あの日から薬物と戦い続けてます」

薬物、英語でドラッグ。
これはたった2つの言葉で簡単に説明できると水谷さんは言う。
1つ目は「やるとやめられないもの」依存性物質。
2つ目は「やると捕まるもの」法律によってその使用が禁止または制限されてるもの。

水谷さんはマサヒロの死でそれを学ぶことになった。