今年も残すところ1週間。京都の北野天満宮では、一年を締めくくる「終い天神」が開かれました。

 雨が降る京都の北野天満宮。「学問の神様」として知られる菅原道真の誕生日と月命日にちなみ、毎月25日には「天神市」とよばれる縁日が開かれています。

 年内最後の12月は「終い天神」と呼ばれていて、境内周辺には食品や古着だけでなく、正月用のしめ飾りを販売する店など計1000店の露店が立ち並びます。

 (訪れた人)「正月のお雑煮用の大根と金時にんじんとくわいとごぼう。(Q来年はどんな年に?)物価がもうちょっと安定してくれたらありがたい」
 (訪れた人)「皆が元気でいられたらそれだけで十分です」

 終い天神は日没まで、新年に向けた準備をする人などでにぎわいました。