5週連続で警報レベル

12月15日(月)~21日(日)の熊本県内のインフルエンザへの感染報告は3796人で、報告数は減っているものの、1医療機関あたりの報告数は57.72人で、警報レベルの基準値30人を超えています。引き続き注意が必要です。

熊本県は、帰省や旅行で人の動きが活発になることで「感染が拡大するおそれがある」として、定期的な換気や手洗い、マスク着用を含む咳エチケットなどの、基本的な感染予防を徹底するよう呼びかけています。

主な感染症(報告数上位順)

インフルエンザ 3796件(前週4530)↓減少

感染性胃腸炎 203件(前週156件)↑増加

伝染性紅斑(リンゴ病) 100件(前週92件)↑増加

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 44件(前週34件)↑増加

新型コロナウイルス感染症 32件(前週48件)↓減少

「#8000」「#7119」の活用を

年末年始は休日当番医など医療機関の混雑が予想されます。

そのため、熊本県は、急な発熱などで医療機関で受診する前に、
15歳未満の人は「熊本県子ども医療電話相談(#8000)」
15歳以上の人は「熊本県救急安心センター(#7119)」
に相談するよう呼びかけています。

この電話では、症状に応じた対処方法や応急措置に関する相談を受け付けているということです。

※明らかに緊急を要する場合には、迷わず119番通報するようにしてください。

情報:熊本県健康危機管理課