福井市の老舗蒲鉾メーカーでは、正月用のかまぼこ作りがピークを迎えています。
200年以上の歴史を誇る安田蒲鉾では連日、未明の午前4時半ごろからスタッフ50人体制でかまぼこ作りに追われています。

原材料となるグチなどの白身魚を厳選していて、弾力のある食感や豊かな風味が特徴で、安田蒲鉾の高木淳一専務は「家族団らんのひとつのアイテムとして使っていただきたい」と話しています。

正月のお節料理にも欠かせないかまぼこ作りは、年末の30日まで行われ、およそ23万本を生産する予定です。