24日午後、石川県・小松空港の搭乗ロビーにあるゴミ箱からナイフが見つかりました。ロビー内にいた全員について再度、保安検査を行う必要が生じたため、全日空・羽田便の出発が51分遅れるなど運航に影響が出ました。

24日午後4時半ごろ、小松空港で、乗客の手荷物を調べる保安検査場を通過した先の2階搭乗ロビーのゴミ箱から、刃渡りおよそ8㎝の折り畳み式ナイフ1本が見つかりました。

小松空港の運用などを担う国土交通省・大阪航空局保安部によりますと、ナイフを発見した空港職員が空港警備派出所に通報したもので、ナイフが保安検査をすり抜けたかどうかは確認中ということです。

小松空港事務所によりますと、ロビー内の売店で働く従業員も乗客と同じように、手荷物検査とボディチェックを行った上で業務にあたっているということですが、
ロビー内にいた全員について再度、保安検査を行う必要が生じたため、全日空・羽田便の出発が51分遅れるなど運航に一部影響が出ました。

小松空港事務所は今回、手荷物検査で運用されているプログラムに不具合があった可能性が高いとみていますが、原因が分かってもセキュリティ上の問題から公表しないとしています。