元大相撲力士、第69代横綱の白鵬翔さんが、島根県江津市の石見智翠館高校を訪れ、生徒らを激励しました。

地元でスポーツに取り組む高校生らを激励しようと、石見智翠館高校を訪れたのは、モンゴル出身で、通算勝ち星1187勝、優勝45回を誇る元横綱、白鵬翔さんです。

白鵬翔さん「こうなったら私は誰よりもうまい、この勉強だったら誰よりもできる。そういうものを一つ見つけること。色々な角度から色々なことを学んで人間力を上げて頑張っていく」

白鵬さんは自らの経験を語り、生徒らにエールを送りました。

また、もうすぐ花園の初戦を迎えるラグビー部の練習も見学。体をこわさないための強い体を作る練習が必要だと話し、しこの踏み方を実際に見せ、部員らに伝授していました。

ラグビー部員「ひとつひとつを頑張っていきたいなと思いました。」「(ラグビーが)相撲に近いものを感じたので、大会前に来てくださっていい経験になった。大会でもこれを活かしたい。」

白鵬翔さん「島根に来るのは6年ぶりですから、ほんとになつかしくただいまって感じがします。実際近くで見たのは初めてですから、我々相撲のね基本ていうものを、しこってすごく大切なものですから、やっぱり怪我をしない体、そしてそれを活かして大会トーナメント出て結果を出すような大切さ、しこの大切さを教えてあげました。」