物価高でも“お賽銭予算アップ”のワケ
話を聞いたのは日本三大稲荷のひとつで、全国から参拝者が訪れる愛知県の「豊川稲荷」。
担当者は「お賽銭で重要なのは金額ではない」と前置きしたうえで、「苦しい時の…ではないけれど、物価高の中で『本当に頼むぞ』という真剣みが、参拝客の中に生まれてきているのではないか」と話しました。

さらに、愛知県民のお賽銭予算が高いことについては「愛知県は寺社が全国で最も多く、常に身近にある存在。良い意味で敷居が低く、それがランキングの結果につながっているのかもしれない」とのこと。
文化庁のデータ(宗教統計調査・2024年度)によると、愛知県は神社・寺院の合計数が7870か所と全国トップ。愛知県民の「お賽銭箱の身近さ」も、金額にも反映されているのかもしれません。
では、県民性からみえる傾向は他にもあるのでしょうか?














