全国的な分布状況

加藤名誉教授は、日本経済新聞社のNIKKEI NETというサイトに掲載されていたVOTEによるアンケート調査結果を参考に、「福神漬け」の読み方の地域差について解説しています。

全国的には、一部の道府県を除いて「ふくじんづけ」が明らかに多数派であることがわかりましたが「ふくしんづけ」と呼ぶ地域も確認できます。特に注目すべきは沖縄県で、回答者全員が「ふくしんづけ」と答えていることです。

沖縄以外で「ふくしんづけ」が圧倒的に優勢なのは、北陸の富山県と四国の香川県・高知県です。また、「ふくしんづけ」が優勢な(「ふくじんづけ」よりやや多い)のは、北海道、石川県、奈良県、和歌山県、愛媛県となっています。

興味深いのは、「ふくじんづけ」と「ふくしんづけ」が拮抗している地域が、滋賀県・奈良県・和歌山県を除く近畿地方と中国地方の岡山県・広島県、四国地方の徳島県に比較的まとまって見られることです。