あす26日にかけ冬型の気圧配置が強まるため、県本土の沿岸部の広い範囲に暴風警報が発表されています。この影響で、海の交通に乱れが出ています。

気象台によりますと、鹿児島県内は25日夕方から26日にかけて冬型の気圧配置となり、北寄りの風が強まる見込みです。現在、県本土の沿岸部の広い範囲に暴風警報が発表されています。

また、種子島・屋久島地方でもすでに台風並みの強い風が吹いており、▼種子島で17.7メートル、▼屋久島町尾之間で17.4メートルの最大瞬間風速が観測されました。

波も高くなっており、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、5メートルのしけが予想されています。

気象台は、暴風に警戒を、高波に注意を呼び掛けています。

この影響で、海の交通に乱れが出ています。種子・屋久航路の高速船は、始発を除くすべての便が欠航しました。また、「フェリー屋久島2」、「プリンセスわかさ」も欠航となっています。

(大分へ行く予定)「飛行場へ行こうと思う。もう満席かもしれないけど。忘年会があるので、今日なんとか行きたい」

このほか欠航するのは、
▼奄美・沖縄航路の
「クイーンコーラルクロス」、「クイーンコーラルプラス」、「フェリーきかい」
▼十島村の「フェリーとしま2」
▼甑島航路の高速船「甑島」です。

今後の運航情報に注意してください。