認可外保育園に通う子どもの利用料について、政府は来年10月から給付の上限額を引き上げることを決めました。

認可外保育園の利用料は、▼保育の必要性のある3歳から5歳の子どもと、▼住民税非課税世帯の0歳から2歳の子どもを対象に一定の範囲で給付を受けることができます。

物価の高騰が続いていることなどを受け、政府はきょう、来年10月から認可外保育園を利用する際の給付の上限額を最大で月3700円引き上げることを決めました。

▼3歳から5歳の子どもの給付額は最大で月額4万300円に、▼住民税非課税世帯の0歳から2歳までの子どもの給付額は最大で月額4万5700円に引き上げられます。

こども家庭庁によりますと、上限額の引き上げにより負担が軽減される保護者は、延べおよそ60万人になるということです。