大分県内のインフルエンザ患者は前の週より減少したものの、冬休み中に家庭などで感染が広がるおそれもあるとして、県は引き続き警戒を呼びかけています。

12月21日までの1週間に県内58の医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は3007人で、前の週から257人減少しました。今シーズン、県内では去年よりおよそ1か月早く警報が発表されていて、県はまだ流行がピークを過ぎたとはいえないとしています。

保健所別では別府市などの東部が最も多く70.75人で西部が63.4人、北部や中部も前の週から感染が拡大しています。

ほとんどの小中学校で冬休みに入りますが、県は旅行や帰省などにより家庭内で感染が広がるおそれもあるとして警戒を呼びかけています。