静岡県は、県内の一般公衆浴場(いわゆる「銭湯」)の入浴料金を2026年1月1日から改定し、12歳以上の大人の料金を現行の490円から520円に30円引き上げると発表しました。
今回の改定では、大人(12歳以上)の料金が現行の490円から520円に30円引き上げられる一方、中人(6歳以上12歳未満)の200円と小人(6歳未満)の100円については据え置かれます。
この料金改定は、前回の2023年10月の改定から約2年が経過し、燃料価格の高騰などの社会経済状況の変化や、銭湯事業者の経営実態調査の結果を考慮して静岡県公衆浴場入浴料金協議会に諮問し、11月27日に出された答申に基づいて改定されました。
現在、静岡県内の銭湯は12月23日現在、9施設(うち1施設は休業中)あり、「スーパー銭湯」などの大型施設は今回の統制対象外となっています。
県によりますと、銭湯の入浴料金は物価統制令に基づく価格統制の対象となっていて、知事が上限金額を指定することになっています。この統制額は各銭湯が設定する料金の上限であり、これより安い料金で営業することも可能ということです。














