全国の多くの事例を知る大貫さんは、不適切な指導と対峙する大人の側に「冷静な対応能力」が必要だと考えている。

自死遺族 大貫隆志さん

大貫隆志さん:
「誰かが声をあげない限り何も変わりません。ただ、ヒートアップした保護者が、学校に殴り込みのように怒鳴り込んでいく事例もあって、それはそれで子どもが困ってしまう」

「好ましくない行為をする指導者のキャラクターやケースごとに対応や状況は変わってきますが、知恵と勇気と連帯を持って大人が解決するべき問題です。子どもに頑張れというのだけはやめてください」