
54年ぶり“銀行員”から“プロ野球選手”に、四国銀行・川田選手が西武からドラ6指名
プロ野球・ドラフト会議では、四国銀行の川田悠慎選手が、埼玉西武ライオンズから6位指名を受けました。四国銀行の選手は全員が行員として働いていて、そんな四国銀行の選手がプロ野球ドラフト会議で指名されたのは、1971年にドラフト3位でロッテオリオンズに入団した弘田澄男さん以来、54年ぶりです。
指名後の記者会見で川田選手は、涙ながらに喜びとチームへの感謝を口にしました。

◆川田悠慎 選手
「あかん、泣いてもうたです⋯。チームメイトには“自己中”な部分も見せてしまったけど、本当にみんな優しくて。皆さんには感謝しています。ありがとうございます」
宿毛市出身の川田選手は、50m5秒台の俊足が持ち味。高知高校・京都産業大学と主将を務めましたが、プロに注目されるような選手ではありませんでした。それでも四国銀行に入り、仕事と練習を両立させながら夢の切符をつかみました。

職場の支店でサポートしてくれた上司や先輩への感謝を込めて、プロで目指すのは「盗塁王」のタイトル獲得です。
◆川田悠慎選手
「1年目から1軍に帯同して、『盗塁王』という目標に向かって必死に頑張ります」
来年=2026年は、冬季オリンピックに、野球のWBC、サッカー・ワールドカップとビッグイベントが目白押しですが、アスリートたちはどんなニュースを届けてくれるでしょうか。














