鹿児島県姶良市の20代の男性職員が職員の親睦会費およそ31万円を着服したとして、懲戒免職処分を受けました。

懲戒免職処分となったのは、姶良市の20代の男性職員です。

姶良市によりますと、男性職員は職員数十人が任意で参加する親睦会の会費を管理する立場でしたが、去年2月から今年10月までの間にあわせておよそ31万円を着服しました。

親睦会に参加しているほかの職員が通帳の金額が減っていたことを不審に思い、男性職員に確認したところ、着服を認めたということです。

市の聞き取りに対し、「借金の返済やギャンブルに使った」と話しているということです。

市は、今月22日付けで男性職員を懲戒免職処分としました。男性職員は着服を認め、全額を返済したということで、市は刑事告訴はしない方針です。

姶良市の湯元敏浩市長は、「深くお詫び申し上げます。信頼回復に向けて再発防止に努めてまいります」とコメントしています。