新潟県の花角英世知事は23日、経済産業省を訪れて赤沢大臣と面談し、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について「了承することとしたい」と述べ、再稼働に同意しました。
花角知事は『原子力発電の必要性と安全性についての理解促進』など、国の対応を確認したいとしていた7つの項目について、国の対応が確認できたと述べ、大臣に着実・確実な実施を求めた上で、再稼働に同意する意向を伝えました。
また、赤沢大臣に対し、「できるだけ早く柏崎刈羽原発を視察し、安全対策などを確認して、感じたことを県民に発信してもらいたい」と要請。
赤沢大臣は「タイミングを見て必ず訪問したい」と答えました。

柏崎刈羽原発は全7号機が停止してから13年余りが経過。11月に花角知事が再稼働容認を表明し、新潟県議会が22日、再稼働に関連した予算案と知事を「信任」する内容の決議案を可決して、「地元同意」の手続きは事実上、終了していました。














