「自分をみじめだと思っちゃう」低すぎる自己肯定感に
これが、山口さん自身の「低すぎる自己肯定感」につながっていったといいます。自分のことが、全く認められない状態でした。
(山口 達也さん)
「同じ志をもったコミュニティに行くと、『下じゃん』と。自分を肯定する方法が分かんなかったんです、『なんでダメなんだろう』の方を選択していく。孤独感です」
「20代の頃は、夢をもって友達を増やして酒を飲んでいた。それが飲み方が変わって、孤独になっていったっていうことです」
「仕事以外で人と会うのが、もう嫌だったんでしょうね、自分がみじめだと思っちゃうから。そうやって酒を飲んで、自分を殺していっていたわけで」
「じゃあどうするの、って話です」
山口さんはここから、「回復への道」を自ら探るようになりました。
【第7話】「見たくなかった過去をもう一度受け入れて」依存症回復への道
【第8話】「苦しいことは全て酒で忘れようとしていた、今は...」
に続く
【第1話】「次、飲んだら誰かを殺します」 “依存症克服”への壮絶な道のり
【第2話】「俺は死ぬまで酒を飲む」仕事の量=仕事の成功の量と考え
【第3話】「パンツ一丁で酒を買いに行った?」目の前に買った記憶のない焼酎
【第4話】 未成年者にわいせつ行為発覚「不祥事で全てをなくした、自業自得です」
【第5話】 2度目の不祥事は飲酒運転事故 初めて言えた「助けてください」
【第6話】 羨み・恨みが自分を壊した「何でアイツばっかりうまくいくんだ」














