そして推進器「リニアジェット」

エンジンの出力を推進力に変えるのが、船底に取り付けられた、国内初となるこの装置。船の目玉ともいえる「リニアジェット」です。

(杉中さん)
「手前にプロペラがあって、その奥に整流板がある。通常のプロペラであれば、プ
ロペラ単体だけなので、生み出された水流は渦を巻いて出ていくことになるが、後ろの整流板が渦を整えて、まっすぐな水流が出るようになっている。それにより推進効率が上がっている」

円筒形のケースにより、「キャビテーション」と呼ばれる、プロペラにとって大きな負担となる現象を防ぐことにも繋がるということです。














