その誤差は0.3%
船体は多くの曲面から構成されています。
従って、例えば定規などを当てて、その仕上がり具合を確認することは難しく、人の感覚によるところも多いということです。

(記者)
「表面を触りながらしないと分からない?」
(杉中さん)
「そう。手の感触でへこみなどを確認しながらグラインダーの作業を行う」
この作業で、「一人前」と呼ばれるようになるまで10年はかかるそう。

(杉中さん)
「長さや幅などは0.3パーセントの誤差以内に収まるようにしている」
(記者)
「ということは、これが例えば10メートルであれば、えーっと…笑 3センチ」
ちなみに船の寸法は長さ31.6メートル、幅が7.2メートルです。














