週末は「春の嵐」のような荒天に クリスマスイブは雨か雪
気象庁によると、あす20日(土)から21日(日)にかけて、全国的に季節外れの暖かさを伴った荒れた天気となる見込みです。クリスマスの24日から25日にかけては、広い範囲で雨や雪が降る見込みです。
24日(水)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。
<週末の天気のポイント>
20日から21日にかけて、低気圧や前線が発達しながら日本付近を通過します 。 特に注意が必要なのは、この時期としては非常に珍しい「暖かく湿った空気」の流れ込みです。上空には平年より10度から15度も高い暖気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になります 。
<防災上の注意点>
【激しい雨と突風】
西日本では21日にかけて、北日本から東日本では20日から21日にかけて、雷を伴って大雨となる所があるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。沖縄地方ではあす夕方までに多い所で80ミリから100ミリの雨が予想されています。
【雪解け・なだれ】
北日本から東日本の積雪が多い地域では、季節外れの暖かさとまとまった雨により、急速に雪解けが進む見込みです。「なだれ」や、雪解け水による「川の増水」、「低い土地の浸水」のおそれがあります。
【強風・高波】
沿岸部を中心に風が強まり、海はしけとなる所があります。強風や高波に注意してください。
24日(水)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。














