誠実な姿勢が磨く創作の力
取材の終盤、MAYUKOさんは、「好き」が仕事と結びついた喜びを、実感を込めて語ってくれた。
「ただ好きで見ていただけだったものが、気づいたら仕事につながっていたんです。趣味の延長線上に仕事があるなんて、こんな奇跡はないと思います」。
ミュージカルを見る喜びと、作品のために音楽を作る喜び。そのどちらも全力で向き合ってきたからこそ、今回の作品で深みのあるミュージカル曲が生まれたのだろう。
「作品づくりに携わる以上は、観客としても作り手としても、誠実に関わりたい。その姿勢はこれからも変わらないと思います」とMAYUKOさんは語った。
観客としての熱、研究者のような洞察、作曲家としての技術。その全てが合わさって生まれるMAYUKOさんの音楽は、スペシャルドラマ『新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~』の世界も力強く支えている。














