あなたの自転車は、大丈夫でしょうか?自転車を買った際に600円を払って行う防犯登録。新潟県内ではおよそ1400台の自転車でこの防犯登録の情報が警察に登録されていなかったことが分かりました。登録を行う協会は、この1400台を探しています。
ずらりと並んだ8桁の数字。登録の確認が取れていない自転車防犯登録の番号の一覧です。その数およそ1400台です。

自転車の防犯登録は、所有者を明らかにするための制度で、法律で義務付けられています。

盗難防止効果が期待できるほか、万が一盗難被害に遭った場合には、警察のデータと照らし合わせ発見にも役立てられます。

警察は19日、およそ1400台の自転車で情報が登録されていなかったと明らかにしました。

対象は、2020年3月から今年3月までに県内122の自転車店で販売された自転車です。

登録業務を担っていた県防犯協会によりますと、自転車販売店が客に書いてもらった登録カードを無くしてしまったり、県防犯協会に送っていなかったりしたことが原因だということです。

【県防犯協会 小日山俊哉 専務理事】「決められた役割をしっかり果たしていなかったのもひとつ要因かなと。二度とこのようなことがないようにしっかりと受け止めて、今後は職員一同真摯に業務を行いたい」

この他、8000件の防犯登録で登録の遅れがあったことも分かり、県公安委員会は県防犯協会に対し、再発防止を求める勧告を行いました。

【県防犯協会 小日山俊哉 専務理事】「私ども防犯協会が直接自転車店を管理するような方法も必要じゃないかなと」

県防犯協会は防犯登録が完了していないおよそ1400台の自転車の登録番号をホームページに掲載し、該当する持ち主に対し連絡を呼び掛けています。















