【大量発生の原因 年中活動を可能にする環境と対策の鍵】
寒さや乾燥に弱いチャタテムシ。成虫の寿命は半年ほどで、梅雨時から夏場にかけて大量発生する場合があります。
しかし、条件さえ合えば1年中生息するため、エアコンや加湿器などで気温や湿度を保っている場所では年中活動できるそうです。
石川県ふれあい昆虫館 渡部晃平学芸員「高温多湿を好むチャタテムシを温度や湿度を変えて成長を観測した実験では、気温25度・湿度55%や気温35度・湿度65%では成長が確認されませんでした。しかし、気温25度・湿度75%では卵と幼虫が確認されたことから、湿度の高い場所を好むことが分かります。」

チャタテムシの繁殖を防ぐためには、湿度を50%以下に保つなど、湿度の低さが一つのポイントとなります。














