しかし、その後は同業者との価格競争、食の多様化などで需要が低迷する中、コロナ禍で事業環境が悪化し、2020年8月期の年間売上高は6億8000万円にまで落ち込んでいました。

設備投資に伴う借入金の返済負担に加え、仕入れ価格の上昇に対する販売価格への転嫁が遅れて採算性も振るわず、事業継続が困難となりました。

マルワフーズ渡辺水産は12月17日をもって事業を停止し、負債は、2024年8月期末約7億8400万円の見込みです。