被災した経験を防災の授業に

下山した一行は、現地の日本語学校にも訪れました。

ここで2人が任されていたのは、能登半島地震の経験を踏まえた防災授業でした。

輪島高校2年・林佑馬さん「揺れが大きくて自分は何もできませんでした。屋根がくずれてくるのが見えました。家が崩れてきて自分と妹だけが家から抜け出すことができました」

森泰一郎さん「実際に自分の家が崩れた時に家族が机の下に隠れていたおかげで助かりました。(地震が起きたら)机の下とかガラスから離れた場所に逃げる必要があります」

現地の生徒らは2人の体験を交えた授業に真剣に耳を傾けていました。