“逃げている”と言われないように
(解説)堤伸輔氏
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
TBSテレビ「Nスタ」コメンテーター

――防衛大臣を務めた経験もある木原官房長官が「説明会を開かない」ことについて、どう考えますか。
堤伸輔氏「私は防衛省と政権に対し、この問題については“逃げている”のではないかと思う。住民説明会を求める声があり、おそらく防衛省側からしたら『説明をしても納得してくれない人が残る』という思いはあると思う。しかし、それを説明するのが政府の役割だと思います。これは、防衛省だけではなく政権全体の役割だと思います。例えば、陸上自衛隊の西部方面隊の総監みたいな方がメディアには答えていますが、メディアに答えて終わりではなくて、意見を持っているあるいは疑問を持っている住民に直接話をしてほしいと強く思います。説明不足だと思います。 “逃げている” と言われないようにしてほしいと思う」













