プロ野球・元巨人の大エース桑田真澄さんが、オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブへ…。
きっかけは「野球界の発展につながる」という思いからでした。

18日に東京都内で就任会見に臨んだ桑田真澄さんは、CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)就任を決断した理由を、こう語りました。
「この若い球団で、僕自身が新しい挑戦をすることで、“日本野球界の発展”につながっていくのではないかな」
10月まで巨人の2軍監督を務めていた桑田さん。
2026年からは、趣味のお米やワイン造りなどに時間を使う“充電期間”の予定でしたが、オイシックスからの熱烈なラブコールに心惹かれたそうです。

「しっかりとビジョンを持っているところが特に、僕が心ひれた。そのビジョン達成のために力になりたいなと」
チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)として、チーム力の強化や収益拡大のためのブランド力向上などに注力するということです。

桑田さんは2009年と2015年に新潟で始球式を務めていて、長男の真樹さんがアルビBCに在籍していた時は何度も応援に駆けつけていたそうです。

そんな桑田さんが選手たちに掲げるのは『3つのキーワード』。
「サイエンス・バランス・リスペクト。審判や相手選手もそうですが、何よりも、自分自身をリスペクトできる選手を育てていきたい」

桑田さんは1月からチームに合流し、月の半分以上は新潟に出向いてチームの育成に尽力するということです。
「今は育成が大事だと思っています。でも将来的には、勝利と育成を両立していくのが目標ですね。自分の最終目標は、大学院の修士論文でも書いた“日本野球のさらなる発展”ですね」














