58人が死亡、5人が行方不明となった御嶽山の噴火から11年。この間に火山防災では大きく2つのことが変わりました。
一つは不足していた専門家を育てるオールジャパンの体制が作られたこと、もう一つは、観測、調査研究を一元的に推進する「火山本部」が政府に初めて作られたことです。御嶽山の噴火後大きく変わった専門家の育成を取材しました。

御嶽山は2014年9月27日正午前、山頂付近で噴火。地下水がマグマに温められて、高温高圧になり、爆発的に噴出する水蒸気噴火でした。

信州大学 齊藤武士教授:「まさか御嶽山があんな風に吹くとはという感じでしたね。日本だけじゃなく世界中の火山が水蒸気噴火であれだけの被害がありうるのが衝撃的だった」














