「冷凍液卵」が供給・価格安定の切り札に?
出水麻衣キャスター:
2025年は、米の価格の次くらいに卵の価格について「高くなった」と報じたような気がしています。

そんな中、農水省が「冷凍液卵」の保管場所などの整備費用を支援する方針というのを打ち出しています。
「冷凍液卵」とは殻を割り、溶いた上で熱処理をして殺菌しているもので、冷凍すると2年間保存が可能になります。

農水省によると、卵の需要や価格が安定している夏場に液卵を作って冷凍しておくことで、冬の緊急時に、業者は「冷凍液卵」に置き換え、消費者がスーパーで購入する卵は供給・価格が安定するのではないかということです。
井上貴博キャスター:
備蓄米ならぬ備蓄卵みたいなことだと思いますが、これだけエサ代が高騰していて、鳥インフルエンザは毎年のようにニュースで入ってきますが、こうなると、やはり卵が元の価格に戻るというのは極めて難しいという覚悟は持っておいた方がいいのかなとは思います。
出水キャスター:
加えて、夏場は猛暑の影響で卵をなかなか産みづらいといったこともありますから、卵業界の方は頭が痛いでしょうね。














