Q今シーズン広島から甲府に戻ってこられて、病気など大変なこともあったと思います。この1年間、改めてどういう思いで戻ってきて、どういう思いでプレーしましたか?

柏さん:
「広島から甲府に来るときは自分自身38歳という年齢でキャリアとしては年齢が上だと思いますけど、11年間J1でやってきた経験を甲府のために、クラブのために、今後を担う若手のためにと思い、帰ってきました」


「すぐ病気になってしまい、思うようなプレーはできなかったんですけど、その中でも"柏"という、プロサッカー選手のあり方だったり、病気の中でもできる、プロの真の姿を1年間通して自信持って示しました」

「その姿が多くの選手やスタッフの方々に通じて、最終戦で、そういう思いになったと思うんで、今後、甲府の若い選手たちや、在籍してる選手に自分の思いだったり、その姿っていうのが必ず引き継がれていったと思います」

「プロフェッショナルっていうものを1年間は出し続けたと思うんで、自信持って、試合こそ最後の1試合しか立ってなかったですけど、自分自身の価値だったり、"柏"という存在意義を示せた1年だったんじゃないかなと思います」