2024年3月、北海道当麻町の事業所で作業員が機械に巻き込まれて死亡した事故で、勤務先の会社とセンター長が労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、当麻町でプラスチックのリサイクル事業を行う田中石灰工業(本社:高知県南国市)とセンター長です。
旭川労働基準監督署によりますと、2024年3月、当麻町宇園別で田中石灰工業が運営する旭川プラスチック再生センターで、機械の調整作業を行っていた従業員が、機械に巻き込まれて死亡しました。
原因は、ほかの従業員が誤ってその機械の運転を開始したことでした。
労働安全衛生法では、機械の掃除、給油、検査、修理などの時には、機械の起動装置に鍵をかけ、起動装置に表示板を取り付けるなどの措置を義務付けていますが、事故当時、起動装置に表示板を取り付けていなかった疑いがあるということです。














