1パック308円 過去最高値に

農林水産省が発表した、たまごの全国小売り平均価格は、12月8日~10日時点で10個入り1パックが308円となりました。
2003年の調査開始以降、過去最高値となり、エッグショックがあった2023年7月の306円を上回っています。
コメンテーター 杉浦太陽:
家族が1人2個食べたら14個要るので1パック超えちゃいます。値段上がってるなって感じますけど、やっぱり食べ盛りで必需品なので、そこはもう買うしかないですよね。
たまご最高値のワケ

たまご高騰の理由について農水省は、去年の秋から今年初めにかけて発生が相次いだ鳥インフルエンザでたまごの供給量が回復途上にある中、クリスマスケーキやおでんなど、冬の需要が増えていることが要因としています。

鳥インフルエンザが発生した際、復旧するまでに時間がかかります。
消毒作業で約半年、ひよこを育て卵を産むニワトリになるまで約4か月かかるので、再出荷まで約1年かかるとされています。

〈鳥インフルエンザによる殺処分〉
・新潟県胎内市 11月4日 約63万羽
・新潟県胎内市 11月9日 約28万羽
・北海道白老町 10月22日 約45.9万羽
・北海道恵庭市 11月2日 約23.6万羽
・宮﨑県日向市 11月22日 約4.8万羽
・鳥取県米子市 12月2日 約7.5万羽
・兵庫県姫路市 12月16日 約24万羽
今シーズンは7事例発生し、約197万羽が殺処分されています。
弁護士 八代英輝:
養鶏業者の皆さんは本当につらいでしょうね。大事に育てた鶏をね…
また新しいひなを仕入れて出荷できるまでに半年ですもんね。
恵俊彰:
エッグショックって表現がありましたけど、もう常態化している感じですよね。














