航空機の騒音被害を訴えていた、「三沢基地」に近い青森県三沢市岡三沢5丁目と6丁目の256世帯が、移転補償の対象区域に含まれることが分かりました。
16日は東北防衛局が三沢市の小檜山吉紀 市長に、2023年度から実施していた騒音度調査の結果を報告しました。
今回の調査で、三沢基地の滑走路にもっとも近い住宅街である256世帯が住む岡三沢5丁目と6丁目が住宅の移転補償の対象区域となる騒音の数値が確認されたということです。
このため、国は対象区域を1999年以来26年ぶりに見直して、両地域を加える見通しです。
移転補償の対象区域となった住人
「飛行機の音がすごいんですよ。この辺全体が。みんなが望んでいた。いつになるのかという不安があったが、すごく助かります」
国は年度内に実際の対象区域を告示、2027年秋ごろに希望者が移転を開始できるよう対応を進めます。














