ものづくりやSDGsをテーマにした全国大会で優秀な成績を収めた岩国工業高校(山口県岩国市)の3年生が16日、教育長に結果を報告しました。

報告に訪れたのは、岩国工業高校3年の三浦正義さんと「車椅子で渡り隊」の4人です。
三浦さんは、旋盤加工の精度や見栄えなどの技術を競う部門で優勝し、経済産業大臣賞を受賞しました。
岩国工業高校は去年も優勝していて、2年連続の快挙です。
岩国工業高校 機械科 三浦正義さん(3年)
「毎日練習してきた寸法の精度が一番よかったと思います。3連覇目指して後輩に指導をしていきたいと思います」
「車椅子で渡り隊」(SDGs QUEST 未来甲子園で受賞)は錦帯橋を車いすで渡ろうというプロジェクトに取り組むチームで、8年前から受け継がれている活動です。
「錦帯橋を車いすで渡りたい」という声に応える形で始まり、試行錯誤しながらマシンの改良を重ねています。
岩国工業高校 電気科 弘中孝嗣さん(3年)
「やはり文化遺産を守って渡れない人がでるよりは、守りつつそれを活用する方法を探していかないといけない」
岩国工業高校 都市工学科 弘中聖羽さん(3年)
「渡れるという当たり前を届けられるのは、この活動の意義なのかなと思ってます」

守山敏晴教育長は「先輩からの取り組みが引き継がれているのがすばらしい。今後も続けていってほしい」とたたえていました。














