「北海道・三陸沖後発地震注意情報」に伴う特別な備えへの呼びかけは、16日午前0時に終了しましたが、政府は引き続き地震への備えをするよう呼びかけています。

内閣府（防災担当）　五十嵐洋輔　企画官
「大規模地震の発生の可能性がなくなったわけではない。日頃からの地震への備えに最善をつくしてください」

12月8日に青森県東方沖で発生した最大震度6強の地震に伴い、初めて発表された「後発地震注意情報」。

政府は1週間、大規模地震への特別な備えを呼びかけていましたが、16日午前0時に呼びかけを終了しました。

内閣府と気象庁は、8日の地震と同じ程度の地震が発生する可能性は、当初に比べて低くなったものの大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないとして、日頃からの備えを続けてほしいと呼びかけています。

【青森県内の最新の地震による被害状況】
県は16日に、8日の地震による被害状況を更新。
午後2時現在、けが人は31人のまま変わらず、建物被害は925件に拡大、このうち住宅は85件、非住家は840件となっています。