2025年6月にスケートリンクとしての活用が廃止された青森県南部町のふくちアリーナについて、町は全面改修して2028年度に再開させる方針を示しました。

ふくちアリーナは1993年の営業開始以来、アイスホッケーやスケートなどで冬季スポーツの会場として親しまれていましたが、機器の故障で昨年度、営業を休止すると2025年6月にはスケートリンクとしての活用が廃止となりました。

15日に工藤祐直 町長が会見を開き、廃止の方針を転換して全面改修したうえで2028年度に再開させる考えを示しました。

廃止の要因の1つだった改修費用について工藤町長は、県からの支援について前向きな意向を受けたと説明しました。

県南地方では、冬季競技が盛んな一方でスケートリンクはふくちアリーナの廃止に伴い、八戸市のフラット八戸、テクノルアイスパーク八戸、長根公園の屋外スケートリンク、三沢アイスアリーナの4箇所に減少していて、競技団体から屋内リンクの整備を要望されていました。