「後発地震注意情報」が発表されている間、中止していたホッキガイ漁が16日から再開し、青森県おいらせ町の漁港には、さっそく水揚げがありました。

太平洋沿岸でホッキガイ漁をする4つの漁協のうち三沢を除く3つの漁協は、後発地震注意情報が発表されている間、漁業者の安全確保のため漁を中止していました。

16日午前0時に注意情報の特別な呼び掛け期間が終わったことで、百石町漁協は漁の再開を決めました。

百石町漁業協同組合 北向清吉さん
「やっぱり漁師は海に出てなんぼだから、休漁はこたえますね。この1週間は長かったです。1週間ぶりということで、わくわくしながら、きょうの漁に期待しています」

漁港では、5隻の船が出航にむけた準備をしています。

今野七海 記者
「地震の影響で休漁していたホッキガイ漁がきょう、1週間ぶりに再開されます」

船は漁港から5kmほど沖へ出航し、ホッキガイ漁へむかいました。

ホッキガイは、年末にかけて需要の高い時期で、16日は制限内の最大である1.8トンのホッキガイが百石漁港に水揚げされ、漁に当たった人たちは胸をなでおろしていました。